この話題がTLに出続けていて、誹謗中傷が激しい画像が湧いているからか何故かこちらが参ってくる。トレンドをみると気持ち悪くなってきたため、悲しい哉、あれ以降Twitterのトレンドはアメリカ合衆国に変更したというのに、トップの大枠では日本語のトレンドが出てくるためこちらの話題が目につく。
言及する前に書いておくと当方はテラスハウスという番組を一度も見たことがない。知り合いがその番組が好きだと言っていたので名前だけは知っている。そのテラスハウスでおそらく彼らからすれば彼女から受けた理不尽なこと(?)が起きたようである。しかし、考えてみるとテレビ番組などリアリティがあったとしても台本があるだろう。彼らの感じた理不尽さは本人が起こしたものではない可能性がある(むしろ、その可能性が高いのではないかと第三者としては思う)。今回、誹謗中傷をしている方の気持ちがまるで何もわからないのだけど、Twitterに長文を書くのもあれなので色々と思ったことを書いていこうと思う。
Twitterで高校時代にいじめを受けていた際、誹謗中傷を何度もされたことがあるため、誹謗中傷で心を痛めてしまう気持ちはわかる。わたしが大量に「死ね」と書かれたメッセージが飛んできたら普通に死ぬかもしれない。大学時代も誹謗中傷を受けていた。最近は社会人なので誹謗中傷を受けたら会社にまで廻りそうな気がして、それはやめようと意識はするけれど、誹謗中傷をする人間はある日突然何かの理不尽を感じ、なんか勝手に湧いてくるのでかわすにもかわせない。それにより何度Twitterのアカウントを変えたことか。
いまだにTwitterでRTされるのが怖くて、いいねとRT通知は消しているし、フォロー外からのリプも通知が見えないようにしている。芸能人なのにクソリプが来たときの通知を消さないでくれるのって正直言えば、その人はマジで神だと思う。ファンのことをよく考えてくれてるじゃない。だから見てくれるんでしょう。嫌な意見も。
最近はやめたけど大学を卒業までは、嫌な人が出ると途端にTwitterのアカウントを変えるようにしていた。わたしにとってそれが一番の平穏だったから。ただ、それでTwitterアカウントをなりすまされたりなどしたので、Twitterアカウントを消すことはあまりにも不毛。好きな人たちとのつながりを消さないといけなくなるしね。
特に有名人の場合、Twitterのアカウントを定期的に変えることでSNSを平穏に暮らすことはできなかろう。有名になるためにもずっとアカウントは保持しておかないといけなそうだし。個人的な勝手な解釈であるが、有名人であるならば「黒歴史クリーナー」でTwitterの呟きを全消ししても、ファンの方が遡れなくなって悲しくなるかもしれないと思って配慮するのではないかと思えて仕方がない。あとは急に湧いてくる謎のクソリプ人間をかわすことは、それこそ湧いてくる数が多すぎて対処するにもしきれないと思う。
この話題でたまに見かける「死んで妥当だったのだ」という謎の言及は、有名人をサンドバッグにした快感から出た言葉なのではないかと思え、それこそ誹謗中傷は終わらないのではないかと言葉の嫌な力に気持ち悪くなっていく。
それこそこの件で思うのは、芸能人が個人的にTwitterをやってくれている状態は本当にありがたいことであって、攻撃するのはおかしいと思う。彼らは有名であるからこそ誹謗中傷を受けやすい。だからこそ、こんなに魑魅魍魎なものが沢山いるネットの海に自ら発信してくれるのは勇気がいるのに、そのありがたさを破壊していくのはそれこそ「お客様は神様」が抜けていない幼稚な思想でしかない(極論)。
高校時代にわたしが誹謗中傷で悩んでいた時に母から以下を言われた。わたし個人としては全く参考にならないがすごい発言だと思う。
母「わたしに悪口をいう時間を作って、悪いことを考えてるなんてそれはわたしのことが大好きすぎるでしょう。それこそ影響力があるわけではないわたしによって、その人の人生が不幸になっていくなんて正直に快感でしかない。嫌な人間など存在がなかったと無視をすれば済むのに、嫌だと興味を持つなんて。」
このメンタルを持てる人は圧倒的に少ない。こう思える人はSNSを使うのにかなり慣れていそうだし、実際母は黎明期からパソコンでの交流をしていたような人なので、悪口による殴り合いに慣れているのかもしれない。なんか話を深く聞かなかったけど、雰囲気ROM専のにちゃんねらーだったっぽいし。
Twitterで他者の悪口をいう人は、本当にわたしの美意識の範疇では品がないように感じられる。誹謗中傷を行うことで、自分自身の品のなさと思慮の浅さを露呈させたいるだけにすぎないことを、自分が仮に彼らの立場ならば反省を行う。けれど彼らの美意識ではその言葉が美しいのだろう。恐らく理解をしあえない可能性がある。わたしはとりあえず、有名人でもなければ配慮する必要もないため、最近覚えたての機能のミュート(遅くない?)を使うことを決めた。